点呼
このページでは乗務前点呼、乗務後点呼のやりかたについて説明します。
点呼とは
運転手の健康状態や酒気帯びの有無を確かめることを「点呼」といいます。
タクシー会社では毎日、運転手が乗務を行う「前」と「後」に点呼を行っています。
これを専門用語で
乗務前点呼
乗務後点呼
といいます。
乗務前点呼
乗務前点呼では
体温チェック
アルコールチェック
疾病・疲労・睡眠不足の目視による確認(※2)
運転者証の手渡し
乗務記録用紙の手渡し(※1)
車の鍵の手渡し(※1)
日常点検
を行います。
※2…IT点呼は過去3年間交通事故を起こしていない営業所のみ可能であり、国交省の許可した機器で行います。乗務後点呼
乗務後点呼では
体温チェック
アルコールチェック
運転者証の返却
乗務記録用紙の確認(現金、タクシーチケットの過不足)
道路状況・運行状況の確認
を行います。その後、乗務記録用紙を見ながら
点呼簿
日常点検簿
を記入していきます。
※ 一般貸切旅客では長時間運転のため乗務途中の点呼が電話等で行われます。点呼簿
1年間の保存義務があります。
運転者指名
自動車登録番号
点呼方法
などを記載する必要があります。
補助者による点呼
運行管理者による点呼:3分2以上
補助者による点呼:3分1以下
アルコール検知器
事業者が据え置きもしくは携帯型のアルコール検知器を営業所に置く必要があります。
点呼
早朝・深夜の出庫で、運行管理者の出勤前である
車庫と営業所が離れている
こと等を理由に点呼を怠ってはいけません。
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