商工会
商工会という名前は聞いたことがあるものの、どのような活動をしているかよく分からないという方に向けて、このページでは商工会議所に入会するメリットやデメリットについて説明します。
商工会とは
商工会は「商工会議所法」という法律に基づき運営されている「役所」のような民間法人です。(※役所とは異なります。)
国や自治体からのバックアップを受けており、役所仕事も請け負っていることから、公的な機関として位置づけられています。
似た組織で「商工会議所」もありますが、規模の大きさが違います。
主な活動
検定事業(簿記など)
講習会(補助金セミナーなど)
経営相談(倒産に関する相談など)
金融支援(低利子での融資)
まちづくり(地方自治体のような活動)
入会義務
商工会は自由加入制の団体ですので、事業者の入会義務はありません。
入会資格
入会を希望する商工会の管轄地域で営業を行っていることが条件です。個人事業主や外国法人でも問題ありません。
入会するメリット
低利子で融資を受けられる
補助金セミナーを受けられる(どのような補助金があるのか教えてくれるセミナー)
経営相談(倒産や確定申告に関する相談など)を受けられる
労働保険事務委託(有料)
各種共済(倒産防止共済など)
マル経融資
商工会(商工会議所)が実施する経営指導を受けた後、商工会議所長の推薦を受けることでマル経融資という融資を受けられます。
無担保
低金利(年金利上限1.5%)
融資額は2000万円まで
という特徴があり、これが目当てで加入している事業者が多くいます。
マル経融資は開業1年以上、商工会加入6ヶ月以上の小規模事業者しかが融資を受けられません。
入会するデメリット
お金がかかること(入会金5000円、年間24000円、月額2000円)
補助金セミナーを受けられる
経営相談(倒産に関する相談など)を受けられる
商工会の退会方法
商工会に電話(0297-73-1365)に電話すると退会届をFAXでいただけます。
それに必要事項(代表者名や会社名、退会理由、退会期日)を書いてFAXで返送する送るだけです。
また、商工会の月会費は自動振替で銀行口座から引き落とされます。
自動振替は商工会側で停止してくれるので、会社側は何もしなくて問題ありません。
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